タイムラグの補正。0.00002秒の世界
スピーカーから出てくる音の補正についてお話します^_^
スピーカーの置き位置やユニットの大きさや形状によって
スピーカーから出てくる音のスピードが変わってきます。
スピーカーから出てくる音のスピードと言っても
スピーカーから音がでてからの音のスピードは一緒で
何が違うかと言いますと
一定の場所までの音の届くまでの時間が違うのです。
そのずれを補正します。
補正する時に使うエフェクトはディレイを使います。
ディレイの単位はメーターとミリセコンドがありまして
私はミリセコンドを使います。
1ミリセコンドは0.001秒です。
私は0.02、0.03ミリセコンドの幅で修正をしていきます。
0.02ミリセコンドは0.00002秒です。
私は0.00002秒のずれがとても気になってしまいます。
このズレを修正しますと
他を特に設定していなくても
「いい音鳴ってるねー」
とお客様から言われます。
このタイムラグの補正は良い音を鳴らすのにとても重要ポイントとなってきます。
とても重要ポイントにも関わらず
この補正をびっちりとできるオペレーターがいないのが現状かと思います。
プロからアマチュアまでたくさんのオペレーターの方々を見てきましたが
タイムラグの補正をできるオペレーターさんは一握りです。
残念な事に基本できない方が大半を占めています。
音響オペレーターを目指してる方は是非知識としてタイムラグの補正を覚えて
現場で実践してみましょう♪
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